ラッピングトラックが納品されるまでの流れを徹底解説!
街中でよく見かけるラッピングトラック。宣伝効果がとても高く、近年さまざまな企業がラッピングトラックの導入を進めているようです。しかし、どのような流れでラッピングトラックが作られるのか知られていないことが多いです。そこで、今回はラッピングトラックが納品されるまでの流れを徹底解説します。しっかりチェックしていきましょう。
見積もり~注文
ラッピングトラックは輸送しながら宣伝を行うことができるため、多くの人に見てもらうことができるという特徴があります。トラック全面となると2.8×9.6mもの大きさになり、インパクトの大きい宣伝を行うことが可能です。
また、カラフルなデザインや個性的なデザインを演出することで人目を惹き付け、さらに宣伝効果が増します。とくに高速道路を走る場合は、サービスエリアやパーキングエリアに駐車しているだけでも大きな宣伝効果を発揮できます。また、自社製品やキャンペーンの宣伝だけでなく、他社広告を掲載することで広告収入を得られるというメリットがあります。
それでは、実際にどのような流れでラッピングトラックができあがるのかを見ていきましょう。まずは、見積もり~注文までの流れについてです。
見積もり
まず、最初にラッピング施工業者に問い合わせを行います。見積金額はデザインや施工サイズ、施工箇所によって異なります。そのため、初めの問い合わせの段階でトラックのサイズを伝えるようにしましょう。施工可能なトラックについては2t、4t、10tの他、ハイエースクラスやダンプトラック、ウイングトラックにも施工できます。もちろん、面積が大きいほど金額が高くなります。
また、左右の2面施行なのか左右2面と後ろ1面の3面施行かによって金額が変わります。たとえば、10tサイズのトラックの場合、左右2面施行であれば42万円~、3面施行であれば48万円~が相場となっています。また、デザインやプランニングを依頼する場合は別途費用がかかることがあります。そのため、見積もり依頼の段階ではトラックのサイズ、施工箇所の他、デザインを依頼するかどうかについても相談して見積もりを出してもらうようにしましょう。
注文
提示された見積金額に問題がなければ、注文を進めていきます。この段階では打ち合わせにかかる日数や納車日などについて煮詰めていきます。また、急ぎで施工してほしい場合は事前に相談しておくことで、短納期にも対応してくれることがあります。また、デザイン案だけでなく、どのような広告を掲載すればよいかもわからない場合は企画から相談に乗ってくれるため、気軽に依頼できます。
打ち合わせ~デザインの決定
注文手続きが終わったら、打ち合わせを行っていきます。具体的に、どの部分にどのようなラッピングをしていくかを細かく決めていくのです。通常、打ち合わせからデザインの決定までにかかる時間は1ヶ月から2ヶ月が目安です。どのようなデザインにするかが決まっている場合でも、色の配色やサイズなど細かく打ち合わせしていくところがあります。
さらに、1からデザインを作る場合はしっかりと希望を伝えることで、オリジナルのデザインを提案してくれます。たとえば、地域のPRを行いたい場合などは地域の名産品を写真やイラストで掲載することも可能です。また、企業PRの場合にはキャッチーなフレーズを載せることで、より宣伝効果の高い広告になります。さまざまな要望を踏まえた上でプロのデザイナーがしっかりと提案してくれるため、デザイン案がなくても気軽に依頼できるのが特徴です。
施工~納車
確定したデザインをもとにトラックにラッピング施工を行います。施工日数についてはトラックの大きさや施工箇所によって異なりますが、一般的には4日間ほどかかります。とくに10tトラックの3面プリントの場合は施工箇所が多く、丸4日の日数がかかることが多いです。しかし、短納期など柔軟に対応してくれる場合もあるため、問い合わせ時や注文時にあらかじめ希望納期を伝えておくようにしましょう。
そして、施工が終わったら納車になります。納車後の対応年数は走行環境や状況によって異なりますが、3年~5年が目安となります。また、紫外線による影響を少なからず受けてしまうため、定期的なワックス掛けが必要となります。そして、衝撃や接触などによってラッピング箇所が剥がれてしまうことがあるため、注意が必要です。
まとめ
宣伝効果の高いラッピングトラックは街中でもインパクトが大きく、近年採用する企業が増えてきています。デザイン案が決まっていなくても1から相談して決めていくことができ、要望に合わせたデザイン提案を行ってくれるため、気軽に依頼できるのがメリットです。また、ラッピングトラックは打ち合わせから約1ヶ月から2ヶ月ほどで納車されます。ラッピングトラックによって、大きな宣伝効果を得ましょう。