カーリースのトラックでもラッピング可能!原状回復はどうする?
ラッピングトラックは、ただ目立つだけでなく、広告としての役割を担っています。しかし、レンタルしている、またはリース契約しているトラックではラッピングできないと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、レンタルやリースのトラックでもラッピングが可能かどうかを解説します。
レンタル・リースのトラックでもラッピングOK
高速道路を走行したり、街中を歩いたりしていると、ラッピングトラックを見かけることがあるでしょう。ラッピングトラックは非常に目立つデザインを採用されていることが多く、トラックにデザインされている企業名やデザインが印象に残りやすい傾向にあります。
なお、ラッピングトラックの目的はただ目立つことだけでなく、注目を集めることで広告塔の役割を果たすことにあります。また、カーラッピングをしたいと考えていても、自社で購入したトラックにしか加工できないと考えている方も多いのではないでしょうか。
トラックをレンタルしたり、リース契約したりしている場合、トラックのデザインを勝手に変えてしまってはいけないと考えるものです。もちろん、トラックに塗装をすると原状回復ができなくなりますが、カーラッピングであれば原状回復が可能であり、借りている車両でもラッピングできます。
ただし、個人でラッピングするのではなく、専門の業者に依頼するようにしましょう。カーラッピングを専門に加工している業者は、カーラッピング専用のフィルムを使用しています。業者が使用するフィルムは見た目の美しさはもちろん、耐候性が高く、悪天候でも影響を受けにくいのが特徴です。そして、最終的にラッピングを剥がす際、カーラッピング専用のフィルムは車体に接着剤が付着せず、綺麗にフィルムを取り除けるのです。
また、個人では業務用の高品質なフィルムを入手できない場合もあります。そのため、ラッピングの施工技術やフィルムの品質が、仕上がりの美しさや剥がす際に大きな差を生み出すのです。
とくにレンタルやリースをしているトラックは、原状回復した状態で返却するのがルールです。そのため、返却時のことを想定し、トラックラッピングを検討する際は、専門の業者に相談するようにしましょう。
カーリースは返却時に原状回復するのがルール
トラックをレンタルしている、リースしているという場合、返却時には原状回復が求められます。そもそも原状回復とは、賃貸物件にも利用される言葉であり、借りた段階の状態に戻して返却することを指します。ただし、経年劣化で発生してしまった傷や汚れに関しては、契約者が修復する必要はありません。
一方、故意や過失によって発生させてしまった傷や汚れの箇所に関しては、契約者が修復したうえで返却する必要があるのです。たとえば、リースしているトラックの場合、改造したりカスタマイズしたりして発生した傷、汚れに関しては契約者が修復しなければなりません。
また、修復していない状態で返却しようとすると、リース会社から修理費用を請求されるでしょう。トラックラッピングに関しても同様であり、フィルムを貼ったままの状態では返却できません。ただし、専用のフィルムを使用していれば、きれいに剥がして返却できるでしょう。
ラッピングデザインは剥がせば原状回復ができる
トラックにラッピングする魅力は、宣伝広告効果が期待でくることに加え、原状復帰が可能である点です。高品質なカーラッピング専用のフィルムを使用すれば、将来元の状態に戻せるでしょう。
ただし、トラックラッピングは施工に高度な技術が必要になることがもちろん、ラッピングを剥がすのにも技術が必要です。剥がすだけなら簡単そうだと考え、自分で無理やり剥がそうとするにはやめましょう。車両を傷つけてしまったり、ラッピングの接着剤が車体に付着してしまったりする可能性があります。
また、カーラッピングは、施工した業者と異なる業者に取り外しを依頼すると、高額な工賃がかかるケースが多い傾向にあります。そこで、トラックへのラッピングを検討する際は、施工・剥がしの両方を同じ業者に依頼するようにしましょう。トラックラッピングをしても原状復帰ができれば、リース会社に追加費用を請求されることはないでしょう。
また、ラッピング業者を選ぶ際は、過去にトラックラッピングの施工実績があるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
トラックラッピングをすることで、企業や商品の宣伝効果が期待できます。また、リースやレンタルしているトラックであっても、カーラッピングの施工が可能です。カーラッピングは塗装とは異なり、原状回復だからです。ただし、個人で施工したり、剥がそうとしたりすると、車両の状態を悪化させてしまう可能性があります。
そこで、トラックラッピングを検討する際は、信頼できる業者に施工と剥がしの両方を依頼するようにしましょう。トラックラッピングをしてもきちんと原状復帰ができれば、リース会社に追加費用を請求されることはなく、宣伝効果を生み出せます。