カーラッピングはDIYでも可能?フィルムの貼り方を解説!

公開日:2022/01/15  最終更新日:2021/12/07

車にさまざまなデザインのフィルムを貼ることを、カーラッピングといいます。色を変えたり、柄を入れたりできるので、カーラッピングを行うことで世界にひとつだけの車が完成するともいえるでしょう。今回の記事では、カーラッピングのDIYについてまとめています。

ラッピングシートの貼り方

車に好みのシートを貼り付けるカーラッピングですが、デザインの変更や色を変更するだけでなく、中古の車にカーラッピングを行うことで、新車のように見せることも可能です。

カーラッピング用のシートは、通販や自動車用品販売店などで購入可能です。自分で購入できるのでDIYでカーラッピングも行うことができます。自分で行う場合には、どのようにして貼るとよいのでしょうか。

DIYカーラッピングの方法

まずは、ラッピングシートの寸法を確認しましょう。車に貼る充分なサイズがなければいけません。できるだけ1枚で貼ることができるサイズのほうがつぎはぎしなくて済むのでよいでしょう。キレイに貼りやすいシートは、貼り付ける範囲よりも一回り大きなサイズです。

次に行うのが車の清掃です。車を清掃することで、フィルムを貼りつけた時の凸凹が出にくくなります。ゴミがついていたり、汚れがあったりするとフィルムがキレイに密着してくれません。

次にラッピングフィルムを貼り付ける工程に入ります。ここでは、貼るパーツごとにフィルムをカットします。貼り付ける際は、中心から外側に向かって貼り付けていきましょう。万が一失敗しても、剥がして貼りなおせるタイプを選んでおくと安心です。

フィルムを貼る際は、中心から外に向かってへらを使って貼ると、空気が入りにくくキレイに貼れます。フィルムを貼る際は、ぎりぎりでカットするとはがれやすくなるので、端を折り返して貼り付けるようにしましょう。

ラッピングシートを貼る前に…

ラッピングシートを貼る前に気を付けておかなければいけないのは、耐久年数です。ラッピングフィルムには基本的に3年の耐久年数があるとされていますが、稀にそれよりも短いものもあります。3年持たない製品では、色あせたりはがれやすかったりすることがあるので、購入する際は口コミも参考にしながら選びましょう。

カーラッピングを行う際には、数名で作業をすることをおすすめします。ひとりで行うと、シートを引っ張りながら作業しなければいけない場合にとてもやりにくく、失敗しやすくなってしまうからです。

また一人で行うと時間がかかってしまいます。早く終わらせたいと仕上がりが雑になってしまうこともあるので、数名で充分な時間が取れる時に行うのがよいでしょう。

ラッピングフィルムをよりキレイに貼るために

ラッピングフィルムをよりキレイに貼りつけるために、シリコンオフと呼ばれるスプレーを使用してみてください。こちらのスプレーは、フィルムシートの耐久性を高めるために役立ってくれます。シリコンオフなら、元の塗装面が溶ける心配もありません。

ラッピングフィルムにはリケイ紙がついていますが、作業を行う時は一気にすべて剥がさずに、少しずつリケイ紙からラッピングフィルムを剥がすようにしていきましょう。そうすることで、失敗するリスクが減ります。

貼る際に役立つ道具も用意して

カーラッピングを行う際は、車体を傷つけることなくシートをカットできるカッティングテープやラップナイフ、ナイフレステープなどを用意するようにしましょう。これらは2枚のラッピングシートを重ねて貼る際のつぎはぎの処理で役立ちます。他にも貼る際に役立つ道具を揃えてから始めるようにしてください。

ラッピングシートを貼った後に注意すべきポイントは?

ラッピングシートを貼った後も、気をつけなければいけないことがあります。ここからは、ラッピングシートを貼った後に気をつけなければいけないことをまとめておきます。

洗車機に入れない

ラッピングをしている車は、洗車機には入れないようにしましょう。その理由は、洗車機の高圧洗浄でラッピングがはがれやすくなってしまう可能性があるからです。また、ブラシでの洗車も通常の手洗いと比べるとかなり強くこするので、ラッピングが剥がれる可能性は高いです。そのため、洗車自体も控えましょう。

塗装が傷んでいる車は注意

塗装が傷んでいる車にラッピングをしたい場合、もしラッピングを剥がそうと思っているなら、塗装面も剥がれてしまうかもしれないというリスクがあることを覚えておきましょう。塗装の密着力が落ちている状態なので、古い車の場合はラッピングを剥がす際に、元の塗装も剥がれやすくなってしまいます。

 

DIYでカーラッピングする方法を紹介しました。DIYでもキレイに仕上げることはできますが、コツを掴めていない場合、失敗してしまう可能性もあります。失敗したくないという人や、キレイに仕上げたいという人は、プロに依頼するのがおすすめです。プロの仕上がりはやはりDIYとは違います。

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