ラッピングトラックで期待できる効果
街中で企業名や商品ロゴが描かれたトラックや車を目にすることがありますね。走っていると、ついつい目を惹く車の装飾を『カーラッピング』といいます。現在では多くの企業が広告などPRに活用しています。活用することでさまざまなメリットが生まれるのです。本記事では、ラッピングトラックで期待できる効果をご紹介します。
ラッピングと塗装の違い
トラックの荷台に企業ロゴや商品が描かれるカーラッピング。塗装と同じように見えますが違います。ラッピングと塗装は違うもので施工期間や自由度など違いがあります。
ラッピング
ラッピングカートは専用の大きなフィルムで車を包み込んだ車のことです。フィルムは貼って剥がすこともできるため、簡単にカラーチェンジできます。複雑なイラストなども印刷できます。またラッピング塗装は施工も短く、デザインの自由度も高いです。フルの場合でも7日前後で完成します。フルラッピングは活用できるのは、以下のものなどがあります。
・タクシー
・トラック
・バス
・バイク
・工事用の特殊車両
・電車
・飛行機
塗装
塗装はベースとなる下地、中塗り、上塗りの作業工程があります。1度塗ったら元には戻せないので気軽にカラーチェンジはできません。塗装はラッピングと比較して施工期間が長く、細かなデザインは塗装業者の腕によって異なる点が特徴です。塗装の場合には施工完了まで3週間前後かかります。
ラッピングトラックの効果とは
ラッピングトラックは広告効果が高いです。動く広告としても注目度が高く、固定された広告よりも高い宣伝効果が期待できます。
注目されやすい
ラッピングカーは動く広告です。ポスターなどと比べても固定された広告よりも、人の目に留まりやすいです。注目されやすいので高い宣伝効果を発揮できます。
イベントなどにも連携させやすい
ラッピングカーはイベントなどにも連携しやすいです。広告部分にQRコードを印刷することでさまざまな情報を配信することも求人広告と連携すれば、そのまま応募をすることもできます。
カーラッピングは自分でできる?
カーラッピングは塗装に比べて費用が安いといってもフルラッピングとなると高いです。DIYが可能なら経費削減のため、愛車をオシャレにするために自分で行いたい方もいます。
カーラッピングのDIYは可能?
カーラッピングは個人でDIYは可能です。自分で行う場合には時間がかかる上にムラが出ることもあります。ラッピングフィルムは貼り直しができますが、貼り直しを繰り返すほどフィルムは硬くなり貼りにくくなります。慣れていない人が行うと完成までに時間がかかります。カーラッピングのフィルムは耐久性に優れていて、一度貼れば剥がれることはありません。しかし、DIYの場合には貼りが不充分だと剥がれやすく、耐久性も短くなります。
DIYは初期費用がかかる
DIYでカーラッピングを自分で行う場合には意外に初期費用がかかります。業者に依頼する金額の半分ほどで済みますが、事前に以下のような揃えるものもあるので手間がかかります。
・フィルムシート
・洗車道具
・脱脂スプレー
・カッター
・スキージー
・手袋
・ヒートガン
・マイクロファイバータオル
またキレイに貼るために一人ではなく複数で行うのがおすすめです。また、時間もかかるので計画を立てて行いましょう。
DIYと業者では仕上がりが違う!
業者に依頼して施工してもらうと仕上がりがとてもキレイです。さまざまな色、質感のフィルムも手に入ります。業者では細かなデザインなども対応可能です。作業時間も業者の方が早く、ドアミラーなど部分的な場合なら数時間で施工が完了します。フルラッピングなら1週間前後で完成します。
DIYと比べても業者に依頼した方が、仕上がりがよいだけでなく、剥がれにくく耐久性も高いです。長くキレイな状態を保ちたい方はDIYではなく業者の方がおすすめです。業者に依頼すると費用はかかりますが、手間や耐久性を考慮するとDIYよりもコストパフォーマンスがよいかもしれません。
DIYが不安なら講習会に参加してみよう
ラッピングシートを取り扱っているメーカーでは講習会を行っています。カーラッピングの需要が増えつつありカーラッピングの講習会も増えてきています。企業向けの講習会の他にも個別講習会を行っている業者や企業もあります。自分でやってみたいから、知識や技術を学びたいという方におすすめです。費用は掛かりますが興味がある方にはピッタリです。
ラッピングトラックで期待できる効果をご紹介しました。塗装と違い施工時間も短く価格も安いです。塗装は一度、塗ったら元に戻すことができませんが、ラッピングは剥がすことで元に戻すことが可能です。ラッピングはDIYも可能ですが時間がかかる上に初期費用もかかります。業者に比べると仕上がりも大きく違い耐久性も低くなります。業者に依頼したほうがキレイに仕上がるのでおすすめです。カーラッピングする際は、本記事を参考にして後悔しない選択をすることが大切です。