カーラッピングを長持ちさせたい!耐用年数を左右するポイントとは

公開日:2022/09/15  


カーラッピングを施すことで、気軽に外観色やイメージを変えられます。しかし「耐用年数が短いのでは?」「すぐに剥がれてしまうのかな?」と心配になる方もいるでしょう。そこで今回は、カーラッピングの一般的な耐用年数や長持ちさせるためのポイントについて解説します。ぜひ参考にしてください。

ラッピングフィルムの耐久年数は約2~3年

カーラッピングの耐久年数は2年~3年ほどといわれています。もちろん、シートの種類や使用環境によって異なるものの、一般的によく使用されるシートで2~3年ほどしか耐久性がありません。しかし、あくまでも保管状態がよい場合において、2~3年の耐久性があるのです。たとえば、紫外線や雨が当たらない屋内保管であれば、耐久年数は長くなるでしょう。しかし、紫外線を受ける環境や雨が当たる場所で保管している場合は2~3年ももたないことも少なくありません。

とくに気温が高くなる夏は、フィルムに大きなダメージを与えてしまいます。いくら高耐久フィルムであったとしても、紫外線の強さによってどんどん劣化していってしまうのです。また、ボディ側は鉄でできているので、熱を溜めやすい構造になっています。そのため、外からの紫外線と内からの熱によって、フィルムが劣化してしまいます。

経年劣化するとどのような状態になるのか

ラッピングが経年によって劣化してくると、表面にヒビが入ってしまうことがあります。さらにプリントされた色が抜けてきたり、角が剥がれてしまったりすることもあるでしょう。一般的なカーラッピングは塗装よりも施工時間が短く、さまざまなデザインを再現できるというメリットはあるものの、どうしても耐久性については塗装よりも劣ってしまいます。

また、ラッピングシートが経年劣化することによって、シート表面の退色や剥がれが起きるほか、ボディ面にも重大な影響を及ぼしてしまう可能性があります。通常、ラッピングシートの裏面にはノリ(接着剤)とエア抜き溝がついています。しかし、経年劣化によってノリ面が軟弱化していき、ボディ面にノリが移ってしまう危険性もあります。

とくに注意しなければならないのがラッピングシートを剥がすときです。経年劣化したシートを剥がすと、場合によってはノリがボディ面に残ってしまい、最悪の場合、クリア塗装が剥がれてしまうことがあります。また、劣化の状態によってはクリア部分のみならず、塗装面も剥がれてしまうことがあるので、細心の注意が必要になるでしょう。

ラッピングフィルムをできるだけ長く保つには

ラッピングフィルムを長持ちさせるには、こまめなメンテナンスが必要です。というのも、フィルムは塗装に比べると汚れや紫外線に弱いので、汚れたまま放置していると、どんどん劣化が進んでしまいます。とくに虫の死骸や鳥の糞を付着したままにしておくと、フィルムにシミができてしまって洗車では取れなくなってしまうのです。

そのほか、紫外線対策も必要といえるでしょう。青空駐車場の場合、一日を通して紫外線を浴びている時間が長くなってしまいます。その分、フィルム自体はどんどん劣化しているので、可能であれば保管場所を変えるなどの対策を取ったほうがよいでしょう。さらに、酸性雨もフィルム表面に悪影響を及ぼしてしまうので、雨のあとは綺麗に表面を洗い流し、メンテナンスすることが大切です。

ただ、駐車場所を変えたり、雨が降る度に洗車したりするのは、現実的ではないでしょう。そこで、おすすめなのがコーティングです。最近はフィルムの上からコーティングできるものもあるので、カーラッピングを長持ちさせたい方は、コーティングは必須といえるでしょう。そもそも、コーティングというのは表面にガラス被膜をつくることで、汚れをつきにくくするというものです。コーティングを施工することで、フィルムの上に被膜ができて、汚れやほこりが直接フィルムに当たらなくなります。

ただし、注意しておきたいのはフィルムの種類です。コーティングを施工すると、どうしても光沢感が出てしまうので、マット系のフィルムには適さない、というデメリットがあります。また、デザインや色味によっては、コーティングを施工することで、見え方が変わる場合もあるので、施工の際は専門業者に相談したほうがよいでしょう。しかし、最近はマット系や複雑なデザインにもコーティングできる専用材が開発されています。特殊なコーティング材なので、取り扱っているところは少ないものの、どうしてもカーラッピングの耐久性を上げたいという方は、コーティングを検討してはいかがでしょうか。

まとめ

カーラッピングの一般的な耐用年数は2~3年ほどといわれています。しかし、せっかく高いお金を払ってラッピングするのに、もったいないと思われる方も多いでしょう。カーラッピングを長持ちさせるにはこまめな洗車やメンテナンスが必要です。また、最近はフィルムにも対応したコーティングがあるので、コーティングを施工することで、耐久性を向上させられるでしょう。カーラッピングを検討している方はぜひ参考にしてください。

おすすめ関連記事

SEARCH

新着記事

投稿日 2024.06.15
  ラッピングトラックのような街中を走り抜ける鮮やかな広告は、視覚的インパクトが強く、一瞬で目を引きます。このデジタル時代において、ラッピングトラックはどれくらいの存在感があるので ・・・
続きを読む
投稿日 2024.05.30
トラックにラッピングを施すことで、走る広告看板として役立ちます。ラッピングトラックは営業車と比べて面積が大きいので、高い宣伝効果に期待できます。 また、自社のトラックを利用するので、広告料が ・・・
続きを読む
投稿日 2024.05.23
トラックへラッピングをすると、走行しながら宣伝効果が得られます。トラックへラッピングをする際、どの業者がいいのか悩む方もいるでしょう。 会社によって、対応できるデザインや金額、納期が異なりま ・・・
続きを読む
投稿日 2024.05.15
アドトラックは広告キャンペーンにおいて強力なツールとして利用されますが、その制作にはコストがかかります。この記事では、アドトラックの制作コストの内訳や、費用相場、予算管理のポイントについてく ・・・
続きを読む
投稿日 2024.04.15
アドトラックを活用した宣伝戦略を検討する飲食店経営者は、少なくないのではないでしょうか?アドトラックは移動する広告媒体として注目され、飲食店の集客やブランドプロモーションに効果的な手段として ・・・
続きを読む
投稿日 2024.03.15
この記事では、アドトラックを活用して、ROIを最適化する方法についてくわしく解説します。アドトラック広告は効果的なマーケティング手法のひとつであり、正しい戦略を採用すれば、投資対効果の向上が ・・・
続きを読む
投稿日 2024.02.15
この記事では、カーラッピングの施工方法についてくわしく解説します。カーラッピングの手順とテクニックを紹介し、素晴らしい仕上がりにするためのコツをお伝えしましょう。これから自分でカーラッピング ・・・
続きを読む
投稿日 2024.01.15
キッチンカーをラッピングしたいと考えているなら、その費用について気になることでしょう。本記事では、キッチンカーのラッピングにかかる一般的な費用について詳しく解説します。さらに、ラッピングのメ ・・・
続きを読む
投稿日 2023.12.15
ラッピングトラックには高い宣伝効果が期待できますが、実は法的な規制が存在するのです。そこでこの記事では、ラッピングトラックに関わる法律について詳しく解説します。本文では、登録手続き、規制対象 ・・・
続きを読む
投稿日 2023.11.15
広告キャンペーンやマーケティング活動で利用されるアドトラックですが、運転手の手配でいくつか気をつけるべきポイントがあります。ここでは、アドトラックの運行に必要なスキルや面接時に確認する内容、 ・・・
続きを読む